日吉台きむら内科は、経鼻内視鏡で安全で苦しくない胃カメラ検査を行っています。

糖尿病

　私たちの血糖値は常に一定の範囲内にありますが、この範囲を超えて血糖値が大きく上昇するのが糖尿病です。糖尿病は1型、2型、その他に分類されますが、大多数は2型糖尿病で生活習慣病のひとつです。

　2型糖尿病のおもな原因は、血糖値を下げるインスリンというホルモンの不足と、インスリンに対する体の反応の鈍化です。これらに食べすぎや運動不足が加わると発症しやすくなります。

　糖尿病が軽症のうちは無症状ですが、中等症になるとのどの渇き、多尿、体重減少、疲れやすさなどの症状が現れます。さらに悪化すると眼、腎臓、神経に合併症をきたし、視力を失ったり人工透析が必要になるおそれがあります。また動脈硬化から脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まります。

　2型糖尿病の治療には食事療法、運動療法、薬物療法がありますが、この中で最も重要なのは食事療法です。食べすぎを控えていただきますが、特に単純糖質（白砂糖や果糖液糖などの急激に血糖値を上昇させる糖質）の摂取はできるだけ避けていただきます。あわせて脂肪を燃焼させ筋肉量を保つために適度な運動を行います。さらに必要に応じて薬物療法を行います。糖尿病のお薬には飲み薬と注射薬がありますが、以前に比べ驚くほどバリエーション豊かになり、効果ならびに安全性が向上しています。

　「日吉台きむら内科」では管理栄養士によるマンツーマンの栄養指導や、糖尿病療養指導士（当院の看護師が兼任）によるサポートを行っています。それにより食事療法についての正確な知識をお持ちいただき、疑問点にもお答えするようにしています。